「いわて盛岡シティマラソン」のファースト(一次)エントリーが3月23日、スタートした。
盛岡市の市制施行を記念し、10月27日に初開催する同大会は、東北の県庁所在地で唯一のフルマラソンとなる。競技種目は42.195キロのフルマラソンのほか、8.8キロのファンラン、2.5キロを2人1組で走るペアランの3種目。全種目とも、スタートとフィニッシュ位置が異なるワンウェイコースで岩手大学をスタートし、フルマラソンとファンランは盛岡市中央公園、ペアランは盛岡市役所がゴールとなる。
フルマラソンのコースは県庁・市役所が立ち並ぶ内丸の官庁街、歴史的な建物が残る盛岡城跡公園周辺などを通り、開発が進む新市街地や御所湖方面へ向かう。御所湖で折り返し、ゴールの中央公園を目指す。ファンランとペアランは新市街地・御所湖方面へ向かわず、官庁街や中心市街地を走り抜けてゴールへと向かう。コースは「盛岡のまちを走って楽しめる」をコンセプトに設定し、季節の風景や名所を楽しみながら走ることもできる。
3月16日から22日まで県内在住者向けのアーリーエントリーを行い、23日からファーストエントリーが開始。順調に参加申し込みが集まっているという。エントリーはマラソンエントリーサイト「RUNNET」を通じて先着順で受け付け、定員はフルマラソンが7,000人、ファンランが2,500人、ペアランは250組500人となっている。
4月1日からは大会を支えるボランティアスタッフの募集も始めた。ボランティアスタッフは給水・給食サービスや手荷物預かり、ランナーのおもてなし、海外ランナーの通訳などを行う。こちらも先着順で受け付け、個人もしくは団体でも応募できる。
同大会実行委員会の担当者は「ランナーの応募が続々と集まり、好評を得ているようでとてもうれしい。一方で、ボランティアの皆さんの活躍が大会の満足度にもつながる。ランナー・ボランティアともにたくさんの皆さんに参加してもらいたい。一緒に大会を楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
参加費は、フルマラソン=9,000円、ファンラン=4,500円、ペアラン=3,000円(7月22日からのセカンドエントリーでは各種目1,000円増し)。