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盛岡で「いわてのひつじ」テーマに展示販売会 ブランド化も目指す

「i-wool」を使った毛糸

「i-wool」を使った毛糸

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 「いわてのひつじ i-wool(アイウール)展」が3月1日から、「shop+spaceひめくり」(盛岡市紺屋町)で開催される。

 「homespun meeting(ホームスパンミーティング)実行委員会」と岩手県の共催で行う同展。実行委員会では本年度、岩手県農林水産部流通課の「いわてのめん羊里山活性化事業」の一環として、岩手県内に飼育されている羊の羊毛活用を目的に、その可能性を探る調査と試作を行ってきた。現在、県内で飼育されている羊は、肉用のサフォーク種が中心。同種の羊毛は保湿性や通気性にも優れさまざまな活用の可能性を持っているという。

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 実行委員会事務局の木村敦子さんは「羊の種類によって羊毛の特徴も変わってくる。サフォーク種の毛は硬めでしっかりとした感じ。この特徴を適材適所で生かしていきたいし、岩手の羊毛を岩手の作家が使うことで、地産地消にもなると思う」と話す。

 今回の展示には県内で活動する8組の作家が参加。作家らによる作品の展示販売のほか、県産羊毛を将来的にブランド化することを目標に製作した試作品の展示と、ストールなどの販売も行う。ブランド名は「i-wool」で、岩手で生産されたウールであること、愛が込められていることなどの意味を込めた。羊毛を使った手紡ぎ手織りの毛織物「ホームスパン」やフェルト作品、毛糸などが並び、身に着けられるものだけではなく素材としての活用も提案する。

 事業の第1段階として、昨年9月に県産羊毛を使った作品の展示や販売を行う展示会を開催。今年11月にも大きなイベントの開催を予定しているという。木村さんは「昨年の展示会では、素材として県産羊毛に興味を持っている人が多かった印象。作り手が多ければそれだけ活用の幅が生まれていく。岩手の羊に興味がある皆さんにもぜひ足を運んでもらいたい」と話し、「i-woolはまだまだ試作段階。来場した皆さんの感想や、実際に購入した人からの使用感を参考にしていきたい」とも意気込む。

 開催時間は10時30分~18時30分(最終日は17時まで)。木曜と第1・第3水曜定休。同12日まで。

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