「岩手大学」(盛岡市上田3)中央食堂前で8月11日、「留学生と市民のガーデンパーティー~世界の屋台村~」が開催される。
同イベントは岩手の留学生が参加し、留学生同士や市民・地域との交流を深める催しとして行われ、20年以上前に始まり現在まで続く。学生・教職員だけではなく一般市民も参加でき、来場者からは好評で、毎年開催を楽しみにしている人もいるという。今年は7月7日に開催予定だったが、天候不良が予測されたため8月に延期となっていた。
イベントには中国、韓国、台湾、スペイン、ミャンマーなど約11の国と地域から、岩手大学と盛岡情報ビジネス専門学校に通う留学生や盛岡近郊に住む外国人らが参加。世界各国の料理屋台が並び、留学生たちが母国の料理を一品100円から500円ほどで販売するほか、歌やダンス、民俗芸能なども披露する。
岩手大学留学生会の会長を務めるイ・セフンさんは韓国出身。当日はチヂミやトッポギといったメニューを提供する予定。セフンさんは「日本の皆さんがあまり食べたことや見たことがない料理、その国のオリジナルな文化や遊びにも注目して楽しんでほしい。気軽な気持ちで来てもらいたい」と呼び掛ける。
開催時間は12時~15時。入場無料。