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トラベルガイド「d design travel」岩手版発行へ 公開編集会議も開催

過去に行われた「公開編集会議」の様子

過去に行われた「公開編集会議」の様子

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 岩手県公会堂(盛岡市内丸)で7月21日、デザインの視点から都道府県ごとの魅力を紹介するガイドブック「d design travel(ディ デザイン トラベル)」の岩手公開編集会議が行われる。

 47都道府県それぞれの土地にある、長く続く「個性」や「らしさ」をデザインの視点から選び、まとめた観光ガイドブック。観光にデザインの視点を取り入れることで、観光を若返らせるとともに、旅をするきっかけづくりや新しい交流を促す。1冊ごとに1つの都道府県を特集するスタイルで2009年に創刊。これまでに23冊を刊行し、今年の秋に岩手版の発行を予定している。

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 毎号、地域住民など公募によって集まった一般参加者と編集部による公開編集会議を開催。編集部の考え方や取材対象の選定について近県の例を挙げながら説明し、その後、参加者らは「観光」「レストラン」「買い物」「カフェ」「宿」「人」の6つのグループに分れてディスカッションを行う。「その土地らしいこと」「デザインの工夫があること」などの基準に合わせ、取材候補地を挙げていく。

 公開編集会議で集まった情報を基に、編集部が現地に住み込み、約2か月間かけて候補地を回り取材先を選定。選定後に取材を申し込み、記事を仕上げる。

 現在は岩手での公開編集会議の参加者を募集している。「d design travel」編集部は「漆や南部鉄器、盛岡冷麺、わんこそば、宮沢賢治など、プロダクトから食べ物、文人に至るまで、岩手県は名のあるものを残してきた場所だと感じている。東北という寒冷地、東京から車でも6時間以上かかるので、初めて行く編集部にとっては、どこかまだ雪に覆われた未知の世界のようで神聖な気持ち」と話し、「伝えるべき歴史、残すべき技術、守るべき暮らし、これからの岩手県の未来を、『デザイン』という視点から一緒に考えたい。編集部共々、すてきな『岩手号』になるよう頑張る」とも。

 開催時間は14時半~16時半。公開編集会議の参加は事前予約制。参加費は2,000円。定員は60人。定員になり次第締め切り。応募はイベントページから受け付ける。