「岩手銀行赤レンガ館」(盛岡市中ノ橋通1)で7月21日から、連載50周年記念特別展「さいとう・たかを ゴルゴ13」盛岡展が始まる。
「ゴルゴ13」は孤高の超A級スナイパーの活躍を描く劇画。主人公・ゴルゴ13は、本名・国籍・生年月日が不明でありながら、その姿勢や信条、せりふなどが多くのファンから愛されている。同作は1968(昭和43)年11月に小学館「ビッグコミック」で連載をスタートし、コミック界における連載最長記録を更新し続けている。同展は連載50周年を記念して開催。昨年10月に大阪でスタートし、7月に盛岡へ巡回。9月には神奈川県川崎市での開催を控える。
展覧会は5部構成で、第1章「軌跡」、第2章「狙撃」、第3章「女性」、第4章「制作」、第5章「人気」と各部にテーマを設けて、作品の魅力や半世紀の歩みをたどる。会場には初公開のものを含む原画約60枚や、これまでは門外不出だったさいとう・プロダクション内の「武器庫」に保管されているモデルガンを展示するほか、主人公が愛用する「アーマライトM16」のモデルガンを実際に構えて記念撮影したり、スコープからターゲットをのぞいたりできる体感コーナー、さいとう・プロダクションの再現ゾーンも設ける。
期間は9月9日まで。開催時間は10時~17時(最終入場16時30分)。火曜休館。入場料は一般=前売り1,000円(当日1,200円)、大学・高校生=同800円(同1,000円)、中学・小学生=同300円(同500円)。9月9日まで。前売り券はカワトク、アネックスカワトク、フェザン、いわて生協、テレビ岩手アカデミーの市内プレイガイドのほか、ローソンチケット、セブン―イレブン・ジャパン、チケットぴあで6月13日~7月20日に取り扱う。問い合わせはテレビ岩手販促事業部(TEL 019-624-1188、平日10時~17時)まで。