「パンコレクション2018inもりおか」が6月9日・10日、旧盛岡バスセンター跡地「SIDE-B」(盛岡市中ノ橋通1)で開催される。
岩手県内を中心に北東北のパン店が集まる。主催は、北東北の地域密着情報誌「rakra(ラ・クラ)」を発行する川口印刷工業と、「SIDE-B」を管理する「盛岡バスセンターおよび周辺地域活性化協議会」。同社では2017年7月に、岩手・秋田・青森の地元で愛されるパンを取り上げたrakra別冊「僕らの、地元パン」を発売。その本を元に、北東北のパン店を集めたイベントを企画することになった。
同イベント実行委員会事務局の寺田清香さんは「今回のように県内外のパンが岩手に集まるようなイベントは、今回が初めてかもしれない。盛岡市内にもパン店が多く、昔から長く愛され続けている店もある。また新しいパンと出合うきっかけにもしてもらいたい」と話す。
当日は県内各地のパン店や、ワインやコーヒーなどパンに合う飲み物を提供する店舗が出店し、5月22日の時点で13店が参加を予定。会場内には購入した商品をその場で食べられるスペースも設ける。「僕らの、地元パン」に掲載されている北東北のパン店の品を集めた販売ブースや、市内のベーカリー「銀河堂1890(イチハチキュウゼロ」とrakraがコラボレーションして開発する北東北3県の食材を使ったパンも披露する。
実行委員会事務局の高橋ゆかりさんは「人気のパンからイベント初出店の店まで、北東北からおいしいパンが盛岡に勢ぞろいするのはなかなかないチャンス。大人も子どももパンの魅力を思い切り楽しんでもらいたい。家族や友達を誘ってみんなで足を運んで」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。