「盛岡三大麺普及協議会」が、4月14日を「盛岡じゃじゃ麺」をみんなで食べる「じゃじゃの日」として発信している。
「じゃじゃの日」は2011年にスタート。「盛岡じゃじゃ麺」は、もちもちとした独特の麺に、肉みそ、キュウリ、ショウガ、ニンニクなどの食材をバランスよくトッピングし、よくかき混ぜて食べるのが特徴の麺料理。食べ終えた後の皿に生卵を溶き、麺のゆで汁を入れて作る「チータンスープ」も胃腸に優しく体を温めることから、新年度で疲れている時期に「盛岡じゃじゃ麺」を食べて元気になってもらおうという思いを込めた。
「盛岡三大麺」の1つである「盛岡じゃじゃ麺」をさらに広く親しんでもらおうと今年から同協議会が主体となって取り組み、「わんこそば」や「盛岡冷麺」の垣根を超えて周知活動を行っている。今年は4月14日が土曜に当たることから、翌15日までの2日間実施することを決めた。
当日は協賛各店で「ちーたん無料」などの独自サービスを提供。今回は市内外から23店舗が参加し、参加店舗とサービスの詳細は市のホームページや同協議会のフェイスブックで確認できる。
「盛岡じゃじゃ麺」の元祖と呼ばれる「白龍(パイロン)」本店の高階勝雄さんは「基本の形は一緒だが、店によって味やトッピングに違いがある。いろいろな店で食べてもらいたいし、私たちも参加してくれる仲間を増やしたいと思っている」と話し、「転勤や進学で盛岡に来たばかりの皆さんにもじゃじゃの日をきっかけに盛岡名物を楽しんでほしい。何かと疲れが出てきやすい時期。盛岡じゃじゃ麺を食べて少しでも元気を付けてもらいたい」と呼び掛ける。