あさ開(盛岡市大慈寺町)の直営レストラン「ステラモンテ」で3月8日、「flying party #銀河のしずく」が開催される。
同イベントは2016年にデビューした岩手のブランド米「銀河のしずく」を100%使った特別純米酒をいち早く味わうイベント。同品は柔らかさと米のうま味が感じられる味わいが特徴。冷やからぬるかんまで幅広い温度で楽しめるという。
食用米を日本酒に使うのは難しいとされているが、同社では県産ひとめぼれを使った純米吟醸酒「夢灯(あか)り-yumeakari-」を醸造した前例もあり、昨年初めて「銀河のしずく」を使った酒造りに挑戦。数量限定で販売したところ好評を得たという。今年は昨年よりもやや多めの本数を予定している。
同品のメーカー出荷日は3月13日となっているが、イベントではそれより前に味わうことができる。「どこよりも誰よりも早く飲める企画」として、イベント名にも「フライング」という言葉を使った。当日は少人数のパーティー形式で1つのテーブルを参加者で囲み、同品と「ステラモンテ」の料理などを味わう。
4月には昨年デビューしたブランド米「金色の風」を使った日本酒も発売予定で、併せて2回目の「flying party」の企画も進めているほか、今後も季節商品などに合わせての開催も視野に入れている。
同社観光課課長の立花孝さんは「おそらく私たちスタッフよりも早く飲めると思う」と話し、「こういった企画は初めてなので、皆さんに楽しんでもらえるかどうか不安はある。岩手県が力を入れて作ったお米を使っておいしく仕上がったお酒を、日本酒好きの皆さんやこれから日本酒を味わってみたいという皆さんと一緒に和気あいあいと楽しみたい。気軽に参加して」と呼び掛ける。
開催時間は18時30分~20時30分。会費は3,500円。定員は15人。参加には事前の申し込みが必要。電話(TEL 019-624-7206)、ファクス(FAX 019-624-7207)、各種SNSで受け付ける。定員になり次第締め切り。