盛岡経済新聞の2017年PVランキングは、「盛岡にケーキと音楽楽しむ喫茶店 姉妹で経営、『誰もが心癒やされる場所に』」が1位となった。
ランキングは今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPV数を集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 盛岡にケーキと音楽楽しむ喫茶店 姉妹で経営、「誰もが心癒やされる場所に」(6/12)
2. 盛岡の温泉から「ラドン」 10年ごとの泉質調査で(6/29)
3. 盛岡にクラブ「SICKth」 音にこだわる遊び場を創出(4/20)
4. 盛岡駅にユニークなコインロッカー登場 岩手の雑学を紹介(3/31)
5. 映画「3月のライオン」盛岡ロケ地巡りリーフレット完成 桜の名所案内も(3/13)
6. 盛岡にカフェとワークスペースがある書店 「世界で一番優しい本屋」目指して(4/18)
7. 映画「終わった人」盛岡ロケエキストラ募集 盛岡が舞台の小説が実写化へ(6/22)
8. 盛岡駅前商店街が「おもてなし花火」 水曜日の夜に彩りを添えて(6/30)
9. 盛岡駅が一部リニューアルへ 駅と駅ビルの一体感を(1/13)
10. 盛岡バスセンター跡地「SIDE-B」で初イベント 「初めまして」の思い込め(9/13)
1位となったのは、今年5月1日にオープンした喫茶店「きっさ音」(盛岡市本町通1)を紹介する話題。「喫茶店が大好き」という菊地美咲さんと妹の陽子さんが営む同店は、旬の食材を使い季節ごとにこだわって作る手作りケーキが人気で常連客も多い。美咲さんが音楽療法を学んだ経験から店内にはピアノが置かれ、現在は月に1回のペースで演奏会も行われている。美咲さんは「1位になったと聞いて驚いたが、本当にうれしい。もっといろんな人に知ってもらい、ケーキを楽しんでもらいたい」と話す。
3位と6位にも新店舗に関する話題がランクインしたほか、9位には盛岡駅のリニューアル、10位に盛岡バスセンター跡地を活用した「SIDE-B」のお披露目に関する話題が入り、街の変化に関わるニュースに注目が集まった。
5位と7位には「映画の街」と呼ばれる盛岡らしい話題も。映画「3月のライオン」は「南昌荘」と「ホテル大観」で撮影を実施。来年6月9日公開予定の映画「終わった人」は盛岡と東京を舞台にした小説が原作で、米内浄水場や盛岡南球技場など市内数カ所で撮影が行われた。2位の盛岡の温泉からラドン成分が検出されたことを伝えるものや4位の「雑学ロッカー」といったユニークなニュース、8位の商店街による「おもてなし花火」開催などの街ネタも人気となった。
市民による活動や街の移り変わりに関心が高まる一方、全国規模の話題も多かった今年の盛岡。盛岡経済新聞では来年も盛岡の街がより楽しく思えるような旬な情報や地域の話題を伝えていきたい。