盛岡・志波城古代公園で季節遅れのヒマワリが見頃 キバナコスモスと一緒に

復元された外郭南門を背景に広がるヒマワリ畑

復元された外郭南門を背景に広がるヒマワリ畑

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 志波城古代公園(盛岡市上鹿妻)南東官衙(かんが)域の畑でヒマワリとキバナコスモスの花が見頃を迎えている。

キバナコスモス畑の向こうには岩手山も見える

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 畑に咲く花々は、地元農家団体などが同公園を訪れた人に楽しんでもらおうと植えているもの。ヒマワリは9月に開催された「志波城まつり」に合わせて開花するように種まきを行ったが、夏場の日照不足や天候不順などの影響を受け開花時期が遅れ、秋の花であるキバナコスモスと共に見頃を迎えた。

 今年はヒマワリ約1万2000株、キバナコスモス約4万株がそれぞれ約2000平方メートルの畑に植えられ、一面に広がる黄色とオレンジの花畑と、雄大な山々や1200年前の復元建物と共に風景を作り上げている。約1万7000株マリーゴールドとサルビアも見頃となり、今後の天候によって左右するが10月下旬ごろまで花が楽しめるという。

 同公園の担当者は「日ごとに寒さが増して秋も深まっているが、季節外れのヒマワリを見て少しでも温かい気持ちになってもらえれば。花々と一緒に岩手山や古代の歴史ある風景を楽しんで」と来園を呼び掛ける。

 園内は終日自由に入園できる。案内所・トイレの開館時間は9時~17時。

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