盛岡市内で10月9日、マラソンイベント「第1回もりおかシティジョグウォーク」が開催される。
同イベントを主催する「一般社団法人MJスポーツネット」では、北上市から雫石町までを走る「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」など各種スポーツイベントを企画・開催しているが、中心市街地を使ったスポーツイベントは少ない。特に市内をコースにしたマラソンイベントはほとんどなく、競技場や体育館を会場にしたものに限られてしまいがちだという。
同法人広報担当の石川雄二さんは「盛岡のまちなかは交通量が多く、歩道も狭いのでなかなかマラソンやランニングのイベントが開催しづらい側面もある。このイベントをきっかけに、さまざまなスポーツ関連イベントが増えればという思いで企画した」と話す。
今回は「盛岡タカヤアリーナ」をスタートし、中心市街地を経由、再びアリーナへ戻るコースを設定。距離は10キロと20キロの2つで、歩いても走ってもいいことからイベント名を「ジョグウォーク」とした。タイムの計測などは行わず、市内を巡りながら地域の魅力を再発見することや、参加者の体力向上を目的に、交通規則を守って走ることがルールとなる。参加者は全員オリジナルTシャツを着用し、コース途中のチェックポイントを回り時間内にゴールできれば、コース周辺にある観光名所や店舗などに立ち寄っても構わない。
現在は参加者を募集中。エントリーはホームページの専用フォームのほか、ファクスでも受け付け、申込用紙はホームページからダウンロードできる。参加費は5,000円で、コース途中のエイド提供のほか、ゴール後にはドリンクとフードの振る舞いも行う。
石川さんは「盛岡で生活するのに車は欠かせないという人は多いと思うが、実際に歩いたり走ったりすると、実は自分の足で十分移動できる街だと感じられると思う。競技性がないので気軽に挑戦してほしい。一緒に体を動かしながら、盛岡の魅力を再発見してもらえれば」と呼び掛ける。
定員は1500人。エントリー締め切りは9月30日。問い合わせは同イベント実行委員会事務局(TEL 019-614-3830)まで。