岩手県図柄入りナンバーデザイン募集 地域の魅力を幅広く取り入れて

地方版図柄入りナンバープレートのデザイン案の例

地方版図柄入りナンバープレートのデザイン案の例

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 岩手県が現在、「岩手」と「盛岡」の自動車用図柄入りナンバープレートのデザイン案を募集している。

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 県は地域の一体感の醸成や地域振興などを目的に、ナンバープレートに地域ごとの図柄を描き入れる「地方版図柄入りナンバープレート」の導入に向けた検討を進め、今年4月には県民アンケートを実施。1387人が回答し、775人が「導入してほしい」もしくは「どちらかといえば導入した方がいい」と答え、半数以上が導入に賛成しているという結果を得た。

 アンケートの結果から図柄入りナンバープレートの導入を決定し、幅広くアイデアを募るため、図柄デザイン案の一般公募を行うこととした。応募作品は、各地域のイメージを表現し、ナンバープレートの書体や大きさなどを変更することなく視認性が十分確保されることなどが条件で、1人で複数作品の応募も可能。

 応募作品は学識経験者やデザイナーによる選定委員会で数点の候補を選び、その後、県民投票で「岩手ナンバー」と「盛岡ナンバー」で1つずつ最優秀作品を決定。来年10月ごろに図柄入りナンバープレートの交付を開始する見込み。最優秀作品の応募者には岩手の特産品セットを贈呈する。

 岩手県地域振興室交通課の大坊哲央(あきひさ)さんは「岩手・盛岡ナンバーの対象となる地域は広く、たくさんの魅力がある。だからこそ、県民・市民の皆さんから幅広くアイデアを集めたい。岩手と盛岡の魅力にあふれた、誰もが付けたくなるナンバープレートのデザインを待っている」と呼び掛ける。

 募集要項と応募用紙は県のホームページからダウンロードできる。募集は9月24日17時まで。

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