買う

盛岡の図書館で「真夏のこわいおはなし会」 身近な「学校」テーマに

児童コーナーでは「こわいほん」の展示も行われている

児童コーナーでは「こわいほん」の展示も行われている

  • 2

  •  

 「都南図書館」(盛岡市永井)は8月10日、1階視聴覚室で5歳くらいから小学生までを対象とした「真夏のこわいおはなし会」を開催する。

[広告]

 同館では、毎月1回、赤ちゃんや幼児を対象にした絵本の読み聞かせ会を行っている。普段は参加できない年齢の子どもたちにも読み聞かせを楽しんでもらおうと、2012年から5歳以上の子どもたちに向けた「おはなし会」を開催し、今年で8回目を迎える。毎回テーマに合わせて内容を変えて行ってきたが、今回は昨年に引き続き「学校の怪談」をテーマに設定。毎年90人ほどの親子連れが参加しているが、昨年は過去最高となる145人が参加し、子どもたちや保護者から多くの反響があったという。

 同館スタッフの藤澤亜美さんは「学校の怪談は子どもたちにとって身近なテーマ。興味も持ちやすく、自分の体験に置き換えられる。子ども向けの絵本に怖い話があるのかと疑問に思う人もいるようだが、意外と怖い絵本や児童書は多く人気もある」と話す。

 当日は、スタッフによる絵本の読み聞かせや朗読形式の「ストーリーテリング」などを行う。会場の明かりを落とし、学校で使われているような机や椅子、黒板を使った装飾をするほか、チャイムを流すといった工夫を凝らす。

 現在、同館2階の児童コーナーでは8月19日まで、「こわいはなしはいかが?」と題し、怖いお話をテーマにした絵本や児童書も展示している。

 藤澤さんは「多くの子どもたちに楽しんでもらえるよう、スタッフも読み聞かせや会場づくりを考えている。暑い夏に怖いお話を聞いて少しでもひんやり涼しくなってもらえたらうれしい。皆さんに会えるのを心から楽しみにしている」と来場を呼び掛ける。

 時間は14時~15時。参加無料。問い合わせは同館(TEL 019-637-3636)まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース