チーズケーキ専門店「チーズケーキハウス チロル」が6月上旬から新作チーズケーキ「ベークド・レアチーズケーキ」を販売している。
同商品は大通店の創業50周年と定番商品で一番人気の「クリームチーズケーキ」の誕生40周年を記念して作られたもの。同社は1967(昭和42)年に大通で喫茶店として開業し、独自化を図るためにチーズケーキの提供を始め、レシピの試行錯誤を繰り返す中で「クリームチーズケーキ」を開発した。現在は、プレーンだけではなくフルーツを使った季節限定のフレーバーや酒かすを使ったチーズケーキなども販売している。
新作の「ベークド・レアチーズケーキ」は、昔ながらの「クリームチーズケーキ」と、2番人気の「雪どけ盛岡レアチーズケーキ」を一つに組み合わせたチーズケーキ。周年記念の商品として、限定のフレーバーなどではなく、チーズケーキのおいしさがシンプルに伝わるものを考える中、試しに2つのチーズケーキを重ねたところ、偶然で生まれたという。レアチーズケーキの生地の上にクリームチーズケーキの生地を流し込み、オーブンで焼き上げることで、上層はふわふわ、下層はしっかりとした食感と味の違いを感じられるように仕上げた。同社の代表的なチーズケーキを一度に味わえることから、常連客を中心に好評を得ている。
同社の大川雄矢(たけや)社長は「『チロルのチーズケーキ』として、たくさんの人に愛してもらっている。変化し続けるのではなく、変わらない味を守り続けていきたい。ベークド・レアチーズケーキはチーズケーキ好きにはたまらない一品。昔からのファンの皆さんにぜひ味わってもらいたい」と呼び掛ける。
価格は1ピース320円。大通店のほか、山岸店、フェザン店で販売する。