酒類の業務卸や販売を行う「山田酒店」が3月30日、ワイン専門店「Déguster Vin (デギュステヴァン)」(盛岡市肴町、TEL 019-601-5251)をオープンする。
同店はワインを試飲しながら選び、購入できるワインショップ。店名はフランス語で、デギュステは「試す」、ヴァンは「ワイン」を意味する。「どれを選んだらいいか分からない」といった利用客の悩みを解消し、敷居が高く難しいというワインのイメージを変えることを目指す。
同社社長の山田隆さんは「いざ自分でワインを買おうと思っても、種類が多い上に店頭にある説明書きだけでは分かりづらいところもある。こういった悩みを解消して、もっと気軽に簡単にワイン選びを楽しんでもらいたい」と話す。
ワインは常時20種類を用意し、定期的に種類を入れ替えていく。有料で試飲でき、味を確かめてから購入できる。加えてスタッフがワイン選びをサポートし、好みや食事、季節、用途に合わせてワインを提案。フルボトルでの販売がメインとなるが、1本を飲み切るのが難しい、高いワインを少しだけ飲みたいといった要望に応えられるよう、グラスでの提供や180シーシーの専用ミニボトルを使った量り売りも行う。
ソムリエの平山聖子さんは「服を買う時に試着するのと同じように、ワインも味を確かめながら選んでもらいたい。ワインを大好きになって帰ってもらえるように、皆さんをサポートしていきたい」と意気込む。
店長の駒木達也さんは「訪れた皆さんと触れ合いながら、ワインの知識を広めていけたらうれしい。まずは何も考えず、ワインが飲みたくなったらフラッと遊びに来てほしい」と呼び掛ける。
営業時間は13時~19時(金曜・土曜・祝前日は21時まで)。日曜・月曜・祝日定休。