もりおか歴史文化館で初の刀剣展 盛岡藩にまつわる刀も

テーマ展示室に並ぶ刀の数々

テーマ展示室に並ぶ刀の数々

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 「もりおか歴史文化館」(盛岡市内丸)の2階歴史常設展示室・テーマ展示室で現在、テーマ展「伝家の宝刀」が開催されている。

「鑓 無銘(伝 南部光行所用手鉾)」

 同展は同館で初となる刀剣展。来館者から刀にまつわる展示をしてほしいという要望が多かったことに加え、以前から同館学芸員も刀剣の展示を行いたいという思いもあり、テーマ展として開催することとなった。

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 担当学芸員の福島茜さんは「昨年から続く刀剣ブームもあり、それに合わせて開催したいという思いもあった。普段は男性の来館が多いが、テーマ展が始まってからは女性も多く、たくさんの人に興味を持ってもらえることがうれしい」と話す。

 盛岡藩主南部家にまつわる資料を中心に、館所蔵の刀剣と刀装具24点を展示。盛岡藩主南部家の祖で南部氏の初代である南部光行が使ったとされる「鑓(やり) 無銘(伝 南部光行所用手鉾)」や盛岡藩にゆかりのある刀匠新藤国義の作品などのほか、和泉守兼定、長船派といった有名刀匠・流派による作品も並ぶ。展示室には日本刀の各部を解説する資料や見どころを紹介する資料も用意し、刀を知らない人でも楽しめるよう工夫している。

 福島さんは「実をいうと私たちスタッフも刀の初心者。初心者の視点から誰でも楽しめるように工夫を凝らした。刀は武器でもあるが美術品としての見どころもある。各地で刀剣展が開催されているが、盛岡でしか見られない刀も多数あるのでぜひ足を運んで」と呼び掛ける。

 開館時間は9時~18時(入場受け付けは17時30分まで)。観覧料は一般=300円、高校生=200円、小・中学生=100円。第3火曜休館。3月20日まで。

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