盛岡市肴町商店街振興組合青年部が現在、「第2回肴町まちなか写真展」の作品を募集している。
同展は、市民がカメラを通して見ている肴町・河南地区・盛岡の写真を展示発表する場として企画したもの。すてきな思い出や楽しく生き生きとした「今」を多くの人や次世代の人々と共有したいという思いで、昨年第1回を開催。「私のもりおか」をテーマに40作品を超える写真が集まった。2回目となる今年のテーマは「たのしい昼ごはん」。肴町周辺にはランチを楽しめる店舗が多いことや、多様性のある作品が期待できることから同テーマを設定した。
同部会長の佐々木大さんは「1日の食事の中でも、昼食は肩肘張らずに楽しめるもの。そういった生活の一部に沿う雰囲気が肴町にぴったり。暮らしの中のふとした場面にフォーカスを当てるような、他の写真展にはないテーマで今後も続けていきたい」と話す。
応募資格は特になく、プロ・アマチュアを問わない。使用機材も一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラのほかスマートフォンなどで撮影したものでも参加できる。デジタル入稿のみで、専用ホームページから受け付ける。データサイズは最大6メガバイトで、JPEG形式のみ。点数は1人1点。A3サイズでの展示となるため、サイズが小さいと引き伸ばしで画像が荒くなるため注意が必要。
作品は実行委員が選考し、2月11日~28日に肴町アーケード内で展示。大賞作品は同組合が発行する情報誌「ザ・ホットライン」の2017年3月号に掲載する。今回から、商店街協賛店舗が選ぶ「冠(かんむり)賞」も実施。各店舗が気に入った1枚を選び、選ばれた作品には店舗にちなんだ副賞が贈られる。
佐々木さんは「SNSに写真を投稿する人も多いと思うが、それと同じように楽しい様子をみんなで共有するような写真展にしたい。うまいかどうかではなくて、写真から感じるにぎわいや楽しい気持ちが選考の基準。難しく考えず、気軽に写真を撮って応募してほしい」と呼び掛ける。
詳しい応募要項はホームページで確認できる。締め切りは1月31日。