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盛岡・高松の自家焙煎コーヒー店が移転 1年通しておいしいコーヒーを

暖かみがある木の看板が目印

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 自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供する「Cafe 302(さんまるに)」が11月2日、商業施設「ななっく」(中ノ橋通1)2階にオープンした。

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 同店は以前から同市高松の店舗でコーヒー豆の販売を中心に行っていたが、冬の時期は雪が積もると営業が難しい状況だった。席数が少なかったこともあり、より多くの人にコーヒーを味わってもらおうと移転を決意。9月30日で高松店を閉め、イベントでの販売や配達のみを行いながら、開店の準備を進めてきた。

 店長の福井和彦さんは「以前の店はほぼ半年間雪で埋まってしまうし、車がないと来るのも難しい場所だった。中ノ橋通周辺はもともとなじみがあり、1年間を通しておいしいコーヒーを飲んでもらえると思い移転してきた」と話す。

 「誰でも入れる喫茶店」をコンセプトにした店内は、以前の店舗の雰囲気を残しながら落ち着いた色合いの内装でそろえた。席数は20席で、ソファ席も設ける。

 提供するコーヒーは、生産地域・農園名が分かるコーヒー豆を使用。種類は東ティモール産を中心に常時3種類ほどをそろえ、自家焙煎した豆を注文が入ってから粉にしてから抽出している。コーヒー以外のドリンクメニューのほか、「ちひろ菓子工房」(上田1)と「ひだまりカフェ」(南大通1)の日替わりケーキと焼き菓子も提供する。

 店内ではイベントやワークショップ、作家による展示販売なども開催。12月25日までは「Rabi Candle Factory」による手作りキャンドルの販売を行っている。イベントなどの情報は同店フェイスブックで確認できる。

 福井さんは「小さなスペースではあるが、人が集まって情報を発信・吸収できる場所でありたいと思う。これからもコーヒーを飲みに来た人がそれぞれ好きな時間を過ごせるように工夫していきたい。おいしいコーヒーとお菓子を用意しているので、ゆっくりまったり遊びに来て」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~20時。

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