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盛岡にシン・ゴジラ襲来 迫力のある段ボールクラフトで

大迫力のゴジラと並ぶ松岡社長。手にはミニチュアサイズのゴジラも

大迫力のゴジラと並ぶ松岡社長。手にはミニチュアサイズのゴジラも

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 盛岡市内の商業施設「MOSSビル」(大通2)の1階エントランスに8月25日、段ボールクラフト「d-torso」のゴジラが登場した。

最大の特徴ともいえる長い尻尾が映える後ろ姿

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 d-torsoはアキ工作社(大分県)が製造する段ボールクラフト。緻密レーザーを使って段ボールを切断加工して作るペーパークラフトで、接着剤やはさみを使わず誰にでも簡単に組み立てられるデザインになっている。

 今回展示された作品は、映画「シン・ゴジラ」に登場するゴジラがモデル。映画の公開に合わせて制作されたもので、尻尾の先端までの大きさが2.9メートル。映画に登場するゴジラの全長は118.5メートルで約40分の1サイズとなる。パーツ数は全403個。25日には同社の松岡勇樹社長が来盛し、5時間ほどかけて組み立てを行った。

 盛岡での展示は、同ビル内にある文具・雑貨店「gs」でd-torsoを取り扱っていたことがきっかけ。松岡社長は「盛岡にはずっと来たかったので、ゴジラが連れてきてくれたように感じている。ゴジラのごつごつしたイメージと段ボールの質感が合うので、d-torsoで再現する題材として向いていると思っていた」と話す。

 「シン・ゴジラ」に登場するゴジラの一番の特徴である長い尻尾も忠実に再現。これまでのゴジラと比べて小ぶりな頭部、細身の上半身と併せて、全体のバランスや重心にも工夫が施されている。どっしりと重厚感がある下半身が全身を支え、今にも動き出しそうな大迫力のデザインとなっている。松岡社長は昨年夏に初代ゴジラを制作したこともあり、その経験もいかして映画そのままの姿を作り出した。

 同ビルには映画館が併設されていることもあり、映画を楽しみに訪れる人も多い。松岡社長は「映画のイメージをうまく再現できて良かった。映画あってこそのクラフト作品。映画を見てからクラフトのゴジラを見てもらいたい。いろいろな発見もあると思う」と呼び掛ける。

 「gs」ではミニチュアサイズの販売も行う。展示期間は9月25日まで。

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