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盛岡・肴町商店街に「蕎麦カフェ」 食から人に寄り添う場所に

暖色ののれんと手描き黒板が目印

暖色ののれんと手描き黒板が目印

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 肴町商店街に5月、「蕎麦(そば)カフェ畠山」(盛岡市肴町)がオープンした。

店の入り口には看板熊がお出迎え

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 同店は以前、盛岡市教育会館に店を構えていたが、同館の取り壊しを受けて一時閉店し、現在の場所に移転することとなった。店長の畠山●琉宮(なるみ)(●はおんなへんに那)さんとって、肴町で店を開くことは念願だったという。畠山さんは「肴町は昔ながらの街並みが残る場所。移転の知らせも出していないのに、常連の皆さんがこのお店を見つけて、足を運んでくれることがうれしい」と話す。

 「和と洋の調和」をコンセプトにした店内には、カウンター3席とテーブル14席の計17席を用意。提供するそばは「誰もが食べやすい」を心掛け、細めの麺を使う。肴町地域の客層に合わせ、少なめの量や小さめのサイズにするように気遣った。定番のかけそば(480円)ともりそば(480円)のほか、季節限定メニューも取り入れる予定。

 同店では料理を提供するだけでなく「ふれあいの場」の提供を目指し、店内には催し物を行うスペースを設け、展示会やイベントを開催している。6月15日に行った落語会には30人以上が集まったという。今後も定期的にイベントを行っていく予定。

 畠山さんは「たくさんの人が集まって誰かに寄り添えるような場所、お客さんみんながゲストになるような、ちょっとおしゃれできる場所にしたい。食べることから人の縁をつないでいきたい。ぜひ遊びに来てもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は12時~21時。日曜・祝日定休。

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