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岩手で「文学フリマ」初開催へ 地域独自カテゴリー、記念アンソロジーも

東京でのイベントの様子 提供=文学フリマ事務局(撮影=山本純)

東京でのイベントの様子 提供=文学フリマ事務局(撮影=山本純)

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 文学フリマ岩手事務局は9月4日、岩手県産業会館大ホール(盛岡市大通1)で「第1回文学フリマ岩手」を開催する

 文学フリマは2002年に始まった文学作品の展示即売会。東京を中心に大阪、名古屋、金沢、幕張でこれまで26回にわたって開催してきた。2014年に全国各地の有志で開催できるよう支援する「文学フリマ百都市構想」を立ち上げ、金沢、福岡で開催。夏には札幌での開催を控える。岩手での開催もこれに基づいて行われることになった。

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 岩手事務局の小田原聖さんは「私自身も最初は参加者だったが、『百都市構想』が公開された時に、まずは東北で開催したいと思って声を上げたのがきっかけ。岩手や盛岡は宮沢賢治や石川啄木を始め、著名な文学者の出身地。そういう意味でも開催地にはぴったりだと思う」と話す。

 同イベントはプロアマ問わず参加できる。作品のジャンルや形式も問わず、「自分が<文学>と信じるもの」であれば、小説、詩歌、評論、写真集、本格的な自費出版の本からホチキス止めの冊子、手書き、Tシャツ、CD、DVDなど自由な形で出店できる。今回、他地域にはない独自カテゴリーを2つ追加。岩手県に関連した作品や宮沢賢治の世界に関連した作品を取り扱う場合は「イーハトーブ」、岩手県以外の東北地方に関連した作品を取り扱う場合は「郷土」をそれぞれ選択できる。

 事務局では現在、参加者のほか「開催記念アンソロジー」への参加作品も募集している。事務局が主体となり、東北初開催となる同イベントを記念して作成するもので、「岩手県にまつわる文学背景」をテーマにした作品であればジャンルは問わない。

 小田原さんは「迷っているなら応募して、このイベントを目標に作品を作ってもらえたらうれしい。出店者や参加者の層が幅広く、同じ趣味を持つ人が会場に集まるので交流もしやすい。少しずつ文学フリマが広がって、にぎわってほしい。興味があったら会場にも足を運んで」と呼び掛ける。

 応募要項はホームページで確認できる。応募締め切りは出店参加が5月23日、アンソロジー参加が5月8日まで。

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