建設会社のタカヤ(盛岡市本宮5、TEL 019-658-9804)が展開するリノベーションの新ブランド「オレゴニア」のモデルルームが3月19日、一般公開された。
「オレゴニア」は、男性をターゲットに米国オレゴン州ポートランドのスタイルを参考にしたリノベーションブランド。古材の再利用など「REPURPOSE(再目的化)」を合言葉に、ポートランドのライフスタイルに感化されたリノベーションデザインを提案する。
「クールなポートランドライフスタイル」をテーマにした「スタンダード」のモデルルームは、もともと和室だった約18坪のマンションの一室を一新。アメリカ製のペンキやスイッチを使い、壁材や扉には古材を再利用。ベッドルームとリビングの壁をなくし開放的でカフェのような雰囲気の空間に仕上げた。
ブランドリーダーの李大偉(りだいい)さんは「ポートランドと盛岡は緯度も近く、海も山もあるコンパクトな街でライフスタイルが似ていると思う。家を造るだけでなく、環境意識の高いポートランドの生活スタイルや考え方もリノベーションで伝えていきたい」と話す。同ブランドは、「10%」をキーワードにペンキを塗るなどの参加型のプロセスや古材活用、デザイン提案、イベント企画を実施する。
モデルルーム見学は要事前予約。4月17日には同モデルルームで関連イベント「オレのシカ肉料理に挑戦!」を開催。限定6組。現在参加者を募集している。
7月には「アウトドア」、その後も「オーガニック」「クラフトマン」「カフェ」をテーマにしたモデルルームを公開予定。