英国アンティーク家具の直輸入販売を行うアンティークギャラリー「ノースポイント」盛岡店(岩手郡滝沢村鵜飼字年毛、TEL 019-687-6212)が5月31日で閉店する。その後、業務は本店(花巻市御田屋)に統合する。
同店は、10年程前のアンティーク家具ブームに乗り、1996年に2号店として盛岡店をオープン。約100坪の敷地内に、英国のアンティーク家具・照明・小物を展示するほか、カフェスペース(15席)も用意。店周辺の滝沢村や盛岡市の地元客などに親しまれてきたが、一時に比べて需要が低迷したことと、2店舗で商品が分散しがちなことから、花巻店への統合を決めた。近年加熱する英国のバブル経済によるポンド高の影響もあったという。同店では、家具の販売のほかに家具のメンテナンスも行ってきたが、今後は業務のすべてを花巻本店で引き継ぐ。
品ぞろえはテーブルやイス、キャビネット類、クロゼット類のほか、陶器やランプ、レース類など、英国アンティーク家具と呼ばれるものをほぼ網羅し、すべて実際に使われていた一点もの。修繕もアンティークの風合いを損なわないよう、「塗装剤なども吟味して選択している」(副店長)という。
今回の統合に伴い同店では4月26日~5月6日、閉店セールを開催する。通常、盛岡店では扱わないアンティークジュエリーの販売も予定している。セール期間中、カフェの営業も通常通り行う。主なメニューは、コーヒー・紅茶(各350円)、シフォンケーキ(250円)、ホットサンド(250円)など。
営業時間は10時30分~19時。火曜定休。
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