今年で30回目となる全日本わんこそば選手権が11月8日、盛岡劇場(盛岡市松尾町)で開催される。9月1日から参加募集が始まった。
全日本わんこそば選手権実行委員会は、第30回大会を盛り上げようと、専門学校生から意見を募るワークショップを6月と7月に開催。盛岡カレッジオブビジネス1年生10人と盛岡情報ビジネス専門学校2年生30人から「盛り上げる方法」や「PR方法」について意見を求めた。
学生からは、「『全日本わんこそば選手権』自体を知らない」や「ポスターが目立たない」、「若い人にもっと知ってもらえるようにした方がいい」などの意見が寄せられた。
ワークショップで集めた意見を受けて、ポスターを作成。盛岡市内にある3つのわんこそば店それぞれの給仕が、おわんの形をした旗を振って出迎えてくれる笑顔あふれるポスターに仕上げた。3店のスタッフが同時にポスターに掲載されるのは初めて。若い世代の目にも留めたいと、募集開始前の8月30日にいわて銀河鉄道盛岡駅改札にポスターを張り出した。
盛岡市商工観光部商工課今川千種さんは「たくさんの人の目を引くことができるかわいいポスターが出来上がったと思う。みんなに全日本わんこそば選手権を知ってもらって、盛岡といえばわんこそばと言ってもらえるようになるのが目標。いろんな人が参加してくれる大会になれば」と話す。有名人を大会のゲストに読んでほしいという意見から、今回初めて「グルージャ盛岡」と「釜石シーウェイブス」の選手も参加する。
参加募集の締め切りは9月30日。