盛岡ブラジリアン柔術アカデミー草柔会(中ノ橋2)が8月2日、宮城県武道館で行われたブラジリアン柔術の大会「DUMAU NORTHEAST JAPAN JIU JITSU CHAMPIONSHIP 2015」で団体優勝し、初の連覇を達成した。
同大会は、日本各地で開催されているDUMAUの東北シリーズ。東北以外からの参加者も多く、今大会には29団体、およそ130人が参加した。試合は個人戦で、年齢や階級ごとに細かく部門が設けられ、それぞれの優勝者に9ポイント、準優勝者に6ポイントが与えられる。所属する団体にはその合計ポイントが加算され、今回、同会が2位に大差をつけて団体優勝を果たした。2位は中部地方に5つの道場を構え、日系ブラジル人を多数抱える団体だった。
同会に所属する松井さんは、格闘技初心者としてビギナークラスからキャリアをスタート。仕事帰りに熱心に道場へ通い続け、体重も当初の92キロから72キロまで落とした。今大会は白帯シニアのライト級に初出場し優勝を収めた。松井さんは「自分より強い人しかいないだろうと、割り切って戦えたのが勝因」と話す。
同会では現在入会希望者を募集中。代表の阿部さんは「まだまだ知名度が低いが、10月4日には盛岡での大会もある。興味のある人は見に来てほしい」と話す。
同会では体験・見学も行っている。