中津川河川敷の特別会場で7月24日、「中津川納涼桟敷」が始まった。
盛岡の中心部を流れる中津川のせせらぎを感じながら、料理や日本酒、盛岡芸妓(げいぎ)の踊りや長唄で盛岡ならではの風情を楽しんでもらおうと市や民間で組織する中津川納涼桟敷プロジェクト実行委員会が企画した。
初日の24日は、県内各地から44人が盛岡の夏を楽しもうと集まった。日が落ちる前から盛岡芸妓の踊りが始まり、市内料亭の料理や清酒あさ開きなどが振る舞われた。南部風鈴の音と川のせせらぎが聞こえる中、涼やかに盛岡芸妓が盛岡伝統の長唄に合わせて踊りを披露した。
参加者は「気持ちのいいぜいたくをしている。今時見られない景色ではないかと思う。企画した人に感謝したい」と特別な時間に酔いしれた。
料金は1万円。チケットはフェザンプレイガイド、ホテルメトロポリタン盛岡フロントで取り扱う。8月3日まで。