盛岡の酒造会社、お気に入りの日本酒ラベルをネットで投票

エントリーされた13種類のラベル

エントリーされた13種類のラベル

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 盛岡の酒造会社「菊の司酒造」(盛岡市紺屋町、TEL 019-624-1311)では酒のラベルのネット投票を行い、実際に商品化する「菊の司デザインラベル選抜総選挙」を実施している。同社では初の試み。

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 同社は1772(安永元)年創業で代表銘柄「七福神」などが人気。今回の企画は盛岡市内にある日本酒好きのデザイン会社の社長が、同社にラベルデザイン30種以上を持ち込んだのがきっかけ。社内で選定するよりも一般投票で商品化しようと企画された。エントリーは13種類に絞り込み、投票はネット通販「47club」のシステムを利用。気に入ったラベルがあれば「購入手続き」が投票の代わりとなる。上位2作品が商品化され、投票(購入手続き)をした中から抽選で各3人に進呈される。

 同社総合企画担当の平井佑樹さんは「今回の企画は投票する皆さんと一緒にお酒を造っていこう、という気持ちで進めている。締め切りまであと少しなので日本酒好きの人はぜひ投票してほしい」と呼び掛ける。

 投票受け付けは2月28日までで、3月中旬ごろには同社のホームページで結果が発表される。新ラベルの中身は純米酒となる予定で、5月ごろの販売を見込む。

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