マリオス(盛岡駅西通2)で10月11日、「『岩高囲碁将棋部×特濃!ゲーム開発塾』特別講演会~未来(サキ)を読め!」が開かれる。主催は、岩手県と「Iwate Game Factory(IGF)」。
「いわてデジタルコンテンツ産業育成プロジェクト」の一環。ゲーム開発を通じてものづくりの考え方を楽しみながら学び、地方が抱える社会問題解決に向けゲームの力を利用するなど、地方の可能性を探ろうと企画した。
岩手高校囲碁将棋部監督で、全国高校将棋選手権男子団体部門3年連続優勝に導いた藤原隆史さん、長年にわたりゲーム業界で活躍し、現在IGFゼネラルマネジャーを勤める吉岡直人さんという盛岡市出身の2人が登だんする。司会は岩手県秘書広報室保和衛さんが勤める。藤原さんの教育方針は独特で、書籍や囲碁将棋部をモデルにした小説も出版されており、高偏差値名門校を抑えて優勝へ導く指導方法に注目が集まっている。アナログゲームの囲碁将棋を追求する藤原さんと最先端ゲームをつくる吉岡さんが、岩手の未来を考え、ゲームという観点から人材育成や岩手を盛り上げることについてディスカッションする。
IGF事務局の佐々木宣和さんは「実績を残した人による成功のステップが身近に感じられる内容なので、若者の将来の後押しになれば」と話す。
開演時間は14時30分~16時。参加無料。申し込みはこくちーずとフェイスブックで受け付ける。