盛岡の名物として知られる盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺、わんこそばの関係事業者により、「盛岡三大麺普及協議会」(盛岡市中ノ橋通1)が7月3日に設立された。
同日、プラザおでって(中ノ橋通1)で行われた設立総会には、盛岡三大麺に関わる製麺業や加工業、飲食店など約20人が参加。盛岡の麺文化が全国的な広がりを見せていることを受け、地元に根付く麺文化を広く発信し、麺ファンや交流人口を増やすことを目的に同協議会を設立。2012年から盛岡麺まつり実行委員会を母体に同協議会設立検討会を発足し、設立準備を進めてきた。同協議会には26事業者が賛同、今回総会で参加者らからの承認を得て設立に至った。
今後は、盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺、わんこそばがまとまり「盛岡三大麺」としてイベント参加やPR活動を行うほか、ウェブ上での情報発信や「もりおか三大麺マップ」、キャラクターの作成などを行う。
同協議会会長に就任した中原商店の邊龍雄社長は「盛岡が盛り上がるように盛岡三大麺の文化、社会性を考えて活動することで、経済的にも豊かになっていければ」とあいさつした。