![盛岡復興推進フォーラムの様子](https://images.keizai.biz/morioka_keizai/headline/1395648294_photo.jpg)
もりおか復興推進市民フォーラム「藤やん&うれし~の『盛岡で岩手のこれからを話そう!』」が3月22日、盛岡劇場(盛岡市松尾町)で開催された。
岩手県の県庁所在地である盛岡で復興について考える機会になればと開かれた同イベント。ゲストに北海道放送「水曜どうでしょう」の番組ディレクターの藤村忠寿さんと嬉野雅道さんを招き、トークセッションが行われた。
2人は、盛岡の風景写真を見ながら盛岡を散策した時の様子や震災の前年に大船渡や陸前高田で地元の人と交流した思い出を語った。今年1月には約4年ぶりに岩手沿岸を訪れたという。
藤村さんは「陸前高田に行って初めてぼうぜんとした。(被災の)範囲が広かったし、瞬間にそれがなくなったというので、掛ける言葉がなくて泣けてきた」と被災地を訪れた感想を話し、復興に向けて活動する人たちを紹介。「被災地なんだけど(以前に会った)彼らに会うと飲みたくなる。『被災地感』がないくらい豪快にやっていて陸前高田はなくなってないなと思った」と被災地での交流を振り返った。
会場には全国各地からファンが集まり、会場とのトークセッションでは千葉県から訪れた男性から「今の中学生に向けて何か言うとすれば?」と質問された藤村さんは「『街を一からつくる姿を見られるのは今しかないぞ』と言いたい」と答えた。