映画「華麗なるギャッツビー」のPR企画「WHO IS YOUR GATSBY～ギャッツメンを探せ～」で、フォーラム盛岡（盛岡大通2）に勤務している草刈大輔さんが「ベスト・ギャッツメン」に選ばれた。

　同作の公開を記念して行われた企画で、全国の劇場スタッフの中から、「全てが完璧で一見クールに見えるが、その仮面の裏には内に秘めた情熱を持っているミステリアスな男性」として「ギャッツメン」を選ぶというもの。全国劇場から集められた119人から最終選考で9人まで絞られ、東北ブロック代表として草刈さんが選ばれた。ツイッターで行われた一般投票では3位と健闘。

　6月10日に都内で行われた最終審査会では、「もし劇場で友近さんが外国人だったら」というお題で特別審査委員長の友近さんをエスコート。「本番は緊張した。最初は友近さんが英語で話していたが、無理やり『ディラン＆キャサリン』のコントに持っていった。友近さんがうまく笑いをつくっていてさすがだった」と決勝大会を振り返る。端正な顔立ちのベビーフェースから繰り出されるノリの良さで友近さんの心を射止めた草刈さんは、見事に「ベスト・ギャッツメン」に選ばれた。「まさか、選ばれると思っていなくてびっくり」と喜びを語った。

　草刈さんは、1年前からフォーラム盛岡のフロアでお客さま案内係として来場者をエスコートしている。現在大学4年生。ビリヤードサークルを立ち上げるなど活発な学生生活を送っている。劇場では明るい笑顔で来場者を出迎える。「これからもお客さまに快適に鑑賞していただけるように、気持ちのよい接客をしていきたい」と意気込む。