盛岡市内へ訪れる修学旅行生を歓迎するイベント「こんにちは!ようこそ盛岡へ」が6月13日、「もりおか歴史文化館」前で開催された。主催は、盛岡市内の公共団体、企業、商店などで構成する有志団体「もりおか修学旅行応援隊」。
盛岡観光コンベンション協会の発表によると年間約1万5000人の修学旅行生が盛岡を訪れ、その多くは5月・6月に集中するという。3年目となる今回のイベントも修学旅行生が最も多く訪れるこの日に合わせて10時から13時まで行われた。大型バスが到着すると歓迎の横断幕の掲示や小旗が振られ「盛岡さんさ踊り」の披露やご当地キャラ「わんこきょうだい」「あろにゃん」「あさどりくん」「開運かなえちゃん」が出迎えて記念撮影。「盛岡山車太鼓」の体験や動物とのふれあいコーナーも修学旅行生に人気があった。
引率していた宮城県大崎市立岩出山小学校教諭の多田晃子さんは「出迎えのイベントは聞いていなかったので『サプライズ』のようでとてもうれしい。有志の皆さんやご当地キャラが迎えてくれて子どもたちはとても喜んでいる」と話す。この日は岩手県内から2校、宮城県内から12校、約500人の小学生が同イベントによる歓迎を受けた。
「もりおか修学旅行応援隊」事務局の高橋大(まさる)さんは「修学旅行生の皆さんが盛岡に来て良かったと思ってくれればうれしい。今日は子どもたちの笑顔をたくさん見る事ができて良かった」と振り返る。