盛岡市八幡町で5月19日、今年初となる「八幡ぽんぽこ市」(主催=もりおか八幡界隈まちづくりの会)が開催された。
八幡町を活気づけようと地元有志が始めた同イベント。2012年3月に第1回目を開催して今回で8回目となる。盛岡八幡宮(はちまんぐう)に通じる「八幡町通り」を通行止めにし、屋台や地元産品の販売、フリーマーケットのほか、路上アトラクションとしてさんさ踊りや大道芸、地元出身の歌手によるライブなどが行われた。イベント開始の11時には野菜がふんだんに入った「ぽんぽこ汁」を先着200食で無料提供し、大勢の人が詰め掛けた。
13時からは「雪駄(せった)飛ばし世界大会」が行われ、65人がエントリー。盛岡市内から参加した学生、石倉卓也さんが18.18メートルを記録し優勝した。石倉さんには「野菜の豪華詰め合わせ」と「豪華海外旅行パンフレットの詰め合わせ」が贈られた。
運営事務局の大石仁雄(きみお)さんは「雨が降らず大勢の人でにぎわって大変うれしい。『ぽんぽこ市』を通じて八幡町の良さを発信していきたい」と語った。「八幡ぽんぽこ市」は11月まで毎月開催される。