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盛岡で作家・中津文彦さんしのぶイベント-没後1年、後世に偉業伝える

会場となる盛岡中央公民館

会場となる盛岡中央公民館

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 盛岡中央市公民館(盛岡市愛宕町、TEL 019-654-5366)は4月13日、昨年4月24日に亡くなった歴史小説ミステリー作家、中津文彦さんをしのぶイベントを開催する。

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 中津文彦さんは1982(昭和57)年、岩手日報社報道記者時代に「黄金流砂」(講談社文庫)で江戸川乱歩賞、1985(昭和60)年「七人の共犯者」(ケイブンシャ文庫)で角川小説賞をそれぞれ受賞。「『義経伝説』空白の殺人」(双葉文庫)や、「独眼竜 野望の殺人」(祥伝社)など、日本史を題材にした小説を数多く手掛けた。北大路欣也さん主演のテレビドラマ「さすらい署長 風間昭平」シリーズの原作などでも知られる。

 今回のイベントは「故 中津文彦氏の作品にふれる」と題し2部構成。前半は斎藤純さん(作家、「街もりおか」編集長)、道又力さん(脚本家、日本推理作家協会会員)、坂田裕一さん(岩手県演劇協会会長)の3人が中津さんの人となりや、作品について語る。後半は中津さんの作品の朗読劇「ミステリー映画祭の女」を、いわてアートサポートセンター朗読クラブが行う。

 盛岡市中央公民館事業係の小綿久徳さんは「中津さんが盛岡に暮らしながら、どのように作品を世に出してきたか感じてほしい。それらの作品を後世に伝える意味で行うこのイベントにぜひ参加を」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~15時40分。入場無料。定員50人。参加には中央公民館に電話かFAX(019-653-3505)で予約が必要。

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