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盛岡・旧岩手川鉈屋町工場保存へ-活用施設の名称募集

修築後は市民のにぎわいの場所として活用される浜藤の酒蔵

修築後は市民のにぎわいの場所として活用される浜藤の酒蔵

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 盛岡市は鉈屋町の「浜藤(はまとう)の酒蔵」(鉈屋町)を含む、鉈屋町歴史的建造物(旧岩手川鉈屋町工場)を活用した地域の交流拠点施設の名称を募集している。

鉈屋町の様子。町家が多く残るこの地域に合わせ、修築することで保存が決定

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 「岩手 ふるさとよ やさしい 国だよ」「心の酒です 岩手川」のフレーズで親しみのある岩手川は2006年3月に破産。134年の歴史に幕を閉じた。その後、2009年同建造物はユニバース(本部=青森県八戸市)が土地を含め購入。盛岡市が建物の寄付を受け、修築工事を2014年までの予定で進めることになった。

 同施設は現在「浜藤の酒蔵」「大正蔵」浜藤の酒蔵と大正蔵をつなぐ「下屋」「母屋」「文庫蔵」を整備している。整備後、鉈屋町が藩政時代から酒造りの盛んなエリアであったことを示す歴史的建造物として保存されるほか、地域交流拠点として活用される。盛岡市商工観光部ブランド推進課は「もりおかの懐かしい暮らしをイメージできる、覚えやすい名称が望ましい」と話す。

 募集期間は3月1日~15日。当日消印有効。応募方法は盛岡市のホームページの専用応募フォームから送るほか、同ホームページからダウンロードした専用の用紙に記入の上、郵送、ファクス(019-604-1717)、持参。

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