盛岡市八幡町の商店街に9月3日、野菜や加工品を販売する「フレンドリー旬菜マーケット ばんがい市場」(八幡町2、TEL019-604-6002)がオープンした。
障がい者が働ける場をつくろうと生産者の協力を得て実現した同店。商店街の空き店舗に入居することで商店街の活性化にもつなげたいことから、「農業」「商業」「福祉」の連携をモットーに運営する。
県内の農業生産者でつくる団体「アグリ・コラボ・サークル」からの野菜を中心に、県内産の野菜、加工品を販売する。周辺には一人暮らしの高齢者も多いため、ピーマンやジャガイモなど1個売りにも対応するほか、調理や野菜カットにも応じる。
現在は4人の障がい者が店で働く。将来的には10人の雇用を目指す。店長の大滝里子さんは「近所に住む方々のニーズに合わせていきながら野菜や加工品、総菜などの種類をそろえていきたい」と語る。
営業時間は10時~18時。日曜定休。