盛岡のわんこそば店「東家」(盛岡市中ノ橋通1)は7月11日、iPhone専用の「わんこそばアプリ」を開発し、同日App Storeで配信を始めた。
わんこそばを自宅でも楽しむことができるようにと地元のIT企業と共同開発した同アプリ。操作は簡単で、行きたい店を選びスタートボタンをタップ。一口食べたらおわんの中のおそばを下にスワイプさせ、食べたおわんの数をカウントする。おわんが空になるとお給仕さんのかけ声とともにそばが追加されていく。
「はいどんどん」「はいもう一杯」「はい頑張って」の掛け声は、実際に店で給仕する女性スタッフのもの。掛け声に合わせてタップ、スワイプを続けることで、わんこそばの気分を味わってもらう。食べた量の目安や男女別の平均なども知ることができる。併せて、わんこそばの由来や同店についても紹介し、東家全店で利用できるクーポンも付ける。
馬場暁彦社長は「わんこそばを経験したことがない人にも、アプリを通して給仕の掛け声でおわんが重なっていくわんこそばの楽しさを知ってもらいたい。自宅で満足できなかったらぜひ盛岡にお越しいただき、本場の味を楽しんでもらえれば」と店のアピールもしっかり。
同アプリは無料。App Storeで「wankosoba」で検索できる。