西和賀町沢内にある「星めぐりの森」で3月20日、「みんなの北上川流域再生プロジェクト」が行われた。
この取り組みは、トヨタ自動車(愛知県豊田市)が今年、新型ハイブリッド車「アクア」発売を機に展開する市民参加型の環境保護キャンペーン「アクア・ソーシャル・フェス2012!!」の岩手・宮城版として行ったもの。
いわて流域ネットワーキング(盛岡市安倍館町)や「Think the Earth」(東京都渋谷区)など環境系NPOなどと共同で企画し、北上川流域の環境再生に企業と市民が共同で継続的に取り組む。
今回は県内外から参加した50人が、北上川の支流の一つ和賀川の源流域にある森で、和かんじきによる雪上トレッキングやトチの実の苗作りを楽しんだ。同プロジェクトは今後、岩手・宮城の両県で計10回の活動を予定している。
次回は4月29日、同じ「星めぐりの森」でカタクリの花を散策しながらドングリの苗作りを体験する。