雫石町のまちおこしセンター「しずく館」（雫石町、TEL 019-692-6282）で12月11日、地産地消をテーマにしたホットドック「ホッと しずくいしドック」の販売が始まった。

　同町特産の鶏肉「南部かしわ」を使ったウインナーと米粉パンを使うのが特徴。南部かしわのウインナーは九戸屋肉店（盛岡市月ヶ丘）が、米粉パンは同町の「パン工房 米米屋（まいまいや）」が提供するものを使用している。

　「しずくいしドック」は同館の匠レストランと米米屋、JR雫石駅のファーストフード店「こびりっこ」の3カ所で販売しており、それぞれオリジナルの味を提供する。同館ではカレー味とザワークラウト（酢漬けのキャベツ）の2品、米米屋ではツナサラダ味とピリ辛味、こびりっこではチリソース味を、それぞれ提供する。

　同館では1日に20～30個を販売し、「出だしは順調」だという。副センター長の大坪裕次さんは「パンに米粉を使っているのでモチモチした食感。腹持ちがいいので、お昼のランチにもいい」と太鼓判を押す。

　音頭を取る雫石商工会では今後、同町の飲食店などに広く呼びかけて、メニューの数を増やし、ご当地メニューとして普及を促進していくとしている。

　価格は280円～。