盛岡・肴町かいわいにマクロビ・レストラン-主婦・OLの間で話題に

店の名前の由来は大人も子どもにもわかりやすい「うさぎ」とイタリア語で「植物性」の意味のボタニカを組み合わせた。

店の名前の由来は大人も子どもにもわかりやすい「うさぎ」とイタリア語で「植物性」の意味のボタニカを組み合わせた。

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 今年7月にオープンしたマクロビオティックレストラン「ウサギ ボタニカ」(盛岡市中ノ橋通1、TEL 019-681-4932)が現在、健康志向の高い女性たちの間で話題を集めている。

「ウサギボタニカ」の瀟洒な店内

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 同レストランは、長くフランス料理を手がけてきたシェフの福士雅巳さんが、肉や乳製品を使わないマクロビオティックの手法を取り入れたメニューを提供する外食店として今年7月5日にオープンした。マクロビオティックの店としては市内2店目。

 もともと盛岡でフランス料理店を経営していた福士さん。4年前に高知の長期滞在型リゾートホテルで客から寄せられた注文をきっかけにマクロビオティックに目覚め、その後独学で調理法やレシピを身につけた。

 「それまでは自分の腕で料理を食べさせようとしていたが、今は素材の持ち味をどう生かすかに変わった」と福士さん。
 オープン以来、オーガニック野菜や豆類、根菜類を取り入れたヘルシー志向のメニューがメディア関係者の間で話題となり、以来、テレビや雑誌の取材が相次いだことから、その名前が一気に主婦層に浸透。客席16席の店は、昼時ともなるとほぼ満席になり、客が2回転するほどだという。

 ランチメニューは週替わりの「今週のマクロビ料理」「車麩カツのベーグルサンド」「夏野菜ベジタブルカレー」で、価格はいずれも1,000円。ディナーは、1,800円と2,000円のコース、予約のみの5,000円コースのほか、ランチメニューもそのまま同じ価格で提供する。アラカルトは450円~1,100円。

 利用客は20~60代の女性が9割で、シニア層も多いという同店。「飲食店なので、おいしくなければ」(同)とし、「マクロビといえども食味の良さを追求したメニューが客のリピート率を上げている要因では」と分析する。今後は「食事だけでなく、料理教室やヨガ、アロマテラピーなど、ロハスなライフスタイルも提案したい」とも。

 営業時間は11時30分~15時、17時~22時。火曜定休。

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