動画共有サービス「ユーストリーム」でビールについて語る番組「ビールの話」が、全国のビール愛好家から注目を集めている。
同番組は、音声のみで番組を配信するポッドキャストのライブ版で、「こだれでら」こと山田清秀さん(盛岡市在住)が今年1月から毎月月末に放送するもの。全国のポッドキャスト版リスナーに「よりリアルに生の放送を届けたい」と、民主党の事業仕分けで知名度を増したユーストリームを活用することにしたという。ポッドキャスト放送はこれまで通り「ほぼ毎週」配信する。
さながら「ビール専門チャンネル」の同番組。視聴者は地元盛岡から首都圏、遠くは福岡県にまで広がり、ライブ配信と平行して配信するツイッターで視聴者とキャッチボールしながら番組を進行するあたりは、まさにプロ顔負けだ。
7月26日には、今月末に配信する番組のプレ企画としてライブ配信を実施。盛岡の地ビールメーカーで、全国にもファンの多いベアレン醸造所(盛岡市北山)の営業リーダー・高橋司さん、盛岡経済新聞の長瀬稔編集長も参加し、ベアレンビールの新作などを「試飲」しながら約2時間の「だだ漏れ」放送を配信した。
この日、ほろ酔い気分の山田さんは「ビールについて話は尽きない。音声だけでは伝えられないことをどんどん配信していければ」と意気込む。
次の「本配信」は7月31日・22時からを予定。ユーストリーム番組では毎月1人にベアレンビール1本を、山田さんの「自腹」でプレゼントする。
ツイッターのハッシュタグは「#beer_st」。