盛岡・下の橋かいわいに5月下旬、魚介豚骨のラーメンを提供する「麺屋・慶次」(盛岡市清水町6、TEL 019-681-1637)がオープンした。
同店は、新宿に本店がある「麺屋武蔵」(東京都新宿区)の流れをくむダブルスープが特徴のラーメン店。武蔵から直に教わったという豚骨とカツオなどの魚介ダシのブレンドスープは、店の地下水を使ってじっくり煮込んだもの。武蔵が提供する「動物系」ではないものの、盛岡にはなかったダブルスープはオープン当初、日に200食は出るほどだったという。
イベント会社を経営するオーナーのラーメン好きが高じて出店した同店(店は個人経営)。「痛風になるほど食べ歩いた」中でたどり着いたのが武蔵だった。たまたま、店で核となる従業員が後輩だったことからレシピを伝授され、「公認とまではいかないが、系譜は名乗ってもよい」とまで話しが進み、「東北の他県に比べて夜の繁華街がにぎやか」なことを理由に、盛岡での出店を決意したという。
メニューは主力の魚介豚骨(780円)と豚骨ラーメン(750円)。これにつけ麺(750円)、中華そば(620円)を新メニューとして追加した。麺の量は並・中盛り・大盛りでも値段は同じ。サイドメニューとして、チリソースで味付けしたチャーシューを乗せたチャーチリ丼(250円)も用意する。
営業時間は11時~20時。駐車場は向かいのパチンコトマトが利用可。6月19日・20日に500円セール(中華そばは400円)を実施する。