巨大マッチで「まちおこし」-雫石に商店街活性化センター「しずく館」開館

巨大なマッチで「マッチおこし」=「まちおこし」。クラッカーを鳴らして「しずく館」オープンを祝った。

巨大なマッチで「マッチおこし」=「まちおこし」。クラッカーを鳴らして「しずく館」オープンを祝った。

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 雫石町のよしゃれ通り商店街に4月24日、同地域のまちおこしの中心的な役割を担う施設「しずく館」(雫石町、TEL 019-691-2611)がオープンした。運営は雫石商工会。

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 同施設は鉄骨2階建てで、以前は食品販売店として営業していた建物をリフォームし、今年1月に雫石町まちおこしセンターとして仮オープン。自主制作映画の上映会や食に関する講演会など地域密着型のイベントをするなどして認知度を高めてきた。

 1階には、亀甲織や木杓子、加工食品など地元の物産品、小岩井乳業の乳製品を販売するほか、地元の食材を使った郷土料理などを提供するレストランコーナー、郷土芸能を披露する舞台スペース「郷土芸能伝承公演室」を設け、地域活性化の拠点として、同町の看板イベント「軽トラ市」と併せて商店街を盛り上げる。今後、モニターツアーを実施するなどして、さらに有効な利用方法を検討する。

 初日にはオープニングイベントを開催。地元高校生によるよしゃれ踊りや安庭あやつり人形が披露されたほか、セレモニーではくす玉割りの代わりに巨大なマッチ(の火)を起こして「まちおこし」にかけたイベントも行われ、観客から笑いを誘った。

 営業時間は9時~17時。

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