あらゆる分野で世界一の記録を集める「ギネス・ワールド・レコーズ」で2月10日、盛岡の「北上川ゴムボート川下り」が認定された。22日、イベントを開催した同実行委員会の総会の席上で正式に報告された。
認定されたのは昨年7月26日に盛岡市の北上川で行われた「第33回・北上川ゴムボート川下り」で、「Largest Raft Race」として記録された。1時間以内に出艇し、かつ完走した人数が対象で、今回最多として認められた記録は543艇、1,086人となる。記録は次に発行される「ギネス・ワールド・レコーズ」に掲載される予定。
自身も大会に出場した盛岡市の谷藤裕明市長は「今後は世界一のゴムボート川下り体感として、PRしていきたい」と話す。
「北上川ゴムボート川下り」は、北上川の四十四田ダムを起点に、約7キロ先の明治橋までを2人乗りのゴムボートで下る川下りレース。早さを競うタイムレースのほかに、イベントを盛り上げる仮装部門などがある。
盛岡ではほかに、盛岡さんさ踊りによる「最も多い数の和太鼓の演奏」がギネス記録に登録されている。