盛岡の大通商店街に10月1日、ビジネスホテル「ダイワロイネットホテル盛岡」(盛岡市大通1、TEL 019-604-2155)がオープンする。
同ホテルは、大手ハウスメーカー「大和ハウス工業」(大阪市北区)の100%出資子会社「ダイワロイヤル」(東京都台東区)が建設するもので、東北では秋田市、八戸市に次いで3店舗目。全国では18店舗目となる。
アッパービジネスクラスをターゲットに、シングルで18~20平方メートルという室内の広さをアピール。女性向けにフットマッサージやイオンフェーススチーマーなどを備えた専用のレディスルームを用意するなど、従来のビジネスホテルとのすみ分けを狙う。
一方、平日はビジネスマンを対象としながらも、高級感のある室内インテリアと市内中心部という地の利を生かし、週末は若い層のカップルや高齢者夫婦など、幅広い年齢層の集客を目指す。
同社広報担当者は「ゆったりした室内で快適な空間を提供しながら、パソコンを常設した部屋を用意するなど、さまざまな視点からビジネスマンをサポートしたい。ビジネスホテルであることから、仙台や東京からの出張客はもちろんだが、三陸沿岸など(県土の広い)岩手県内からの集客も見込んでいる」と話す。
宿泊料(会員価格)は、シングル=6,800円、ツイン=1万1,600円(2人)、ダブル=8,600円(2人)。来月30日までは開業記念としてシングル=4,800円、ダブル=7,500円で提供する(要ネット予約)。