JR盛岡駅の新幹線改札口で7月1日、つなぎ温泉と鶯宿温泉の旅館の女将(おかみ)が、観光客のお出迎えを始めた。
これは、同日スタートした「いわて平泉観光キャンペーン」の一環として行うもの。東京方面から来る下り新幹線の降り客を相手に、温泉旅館やホテルの女将らが直接、長旅の疲れをねぎらう。
今回のように同じ盛岡の奥座敷といわれる2つの温泉が合同で観光PRを実施するケースは初めてで、これを機会に両温泉間を巡回するバスの運行も開始。昨年から地震などの風評被害に悩む2つの温泉がタッグを組んだ形になる。参加するのは、つなぎ温泉の愛真館やホテル紫苑、ホテル鶯宿温泉の加賀助など8施設で、出迎えは日替わりで各施設の女将らが担当する。
お出迎えは北改札口のみで、時間は14時~16時まで毎日行われる。9月30日まで(バス運行も)。