岩手の地域産品を販売するECサイト「まがりや.net」(運営=ホップス)が、エコポイント交換商品(地域産品の部)に選ばれた。
環境省などが6月19日に発表した「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業」におけるポイント交換商品の第1次募集で採択されたもので、岩手県内からは「えさし共通商品券協同組合」「高田松原商業開発協同組合」の地域商品券など8事業主のサービスが採択。盛岡からは、唯一同社のサービスが採択された。民間企業の採択も岩手県内からは同社のみ。
同サイトは、岩手県を含む東北地域の特産品を集めた「お取り寄せサイト」で、ここで扱う県内の提携業者39社から計69商品をエコポイント交換商品として選び出す。商品は久慈ファーム(二戸市)の「佐助豚」や及川農園(住田町)の梅干し、金田一味蕾舎(二戸市)の「丸ごと紅玉焼きりんご」、カフェコンディトライ・マイヤーリング(滝沢村)の「ザッハトルテ」などの食品のほか、木工などの工芸品も含まれる。
同社の工藤昌代社長は「生産者のこだわりが伝わる商品をそろえている。今回、エコポイント交換商品に採用されたことで、岩手の産品をより幅広い消費者に知ってもらえるきっかけになれば」と期待を寄せる。
エコポイントによる商品交換の受け付けは7月1日から。