ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックのスピードスケートに出場した盛岡出身の吉田雪乃選手が3月24日、結果報告のために盛岡市役所を訪れた。
吉田選手は現在市内の企業「寿広」に所属し、日々練習を積んできた。昨年12月に行われた全日本選手権では、女子500メートルで大会新記録を出して優勝、1000メートルでは2位となり、オリンピックの代表に初選出された。
ミラノ・コルティナオリンピックでは、スピードスケート女子1000メートルと500メートルに出場。結果は1000メートルが16位、自身が得意とする500メートルでは13位に終わり、ゴール後には悔し涙を流す場面も見られた。
吉田選手は寿広と盛岡市スケート協会の関係者と共に市役所を訪れ、内館茂盛岡市長に結果と応援への感謝を伝えた。「盛岡の皆さんにはいつも手厚くサポートしてもらっている。この盛岡からオリンピックのメダルを取ると強く思っていた」と吉田選手。「結果としては悔しさより、情けないという気持ちが残るレースになってしまったが、盛岡に帰ってくると『出ただけでもすごいよ』と温かく声をかけてくれる皆さんがいて、出場して良かったと思う」と話す。
吉田選手は競技日に行われた応援パブリックビューイングについての感謝も伝えた。当日の写真を見ると笑顔を浮かべ、「日本時間だと夜中だったので、どれくらい人が集まるんだろうと思っていたが、想像以上の盛り上がりで驚いた。地元っていいなと改めて感じ、このような雰囲気の中でレースができることがありがたい」とも。
結果報告を受け、内館市長は「結果ではなく、地元盛岡を好きでいてくれること、盛岡を代表して出場してくれたことに感謝している。これまでの努力を含めて、吉田選手の姿に感動した。これからも応援している」と伝えた。
今後の目標について吉田選手は、「この気持ちはオリンピックでしか返せない。次こそはメダルと言わず、金メダルを獲得して、最高の笑顔で盛岡に帰ってこられるように突っ走りたい」と話した。