盛岡さんさ踊り振興協議会自主事業「さんさ踊り de おもてなし~ようこそ、盛岡へ~」が3月28日、「プラザおでって」3階おでってホール(盛岡市中ノ橋通1)で開かれる。
盛岡さんさ踊り振興協議会は、盛岡市と周辺地域で踊り継がれてきた「伝統さんさ踊り」の保存・継承と、伝統さんさ踊りを基に誰もが踊りやすい振り付けに統一した「統一さんさ踊り」の振興・普及を目的に、踊りを披露するイベントや振り付けを教える講座などを通じて、盛岡さんさ踊りの魅力を広めてきた。
2023年からは、県内外から盛岡を訪れる人が増える3月と5月に「さんさ踊りでおもてなし」と題した歓迎イベントを開催。3月は進学や就職、転職などに合わせて新たに盛岡で暮らす人を迎えるだけではなく、盛岡を離れてしまう人を地元の踊りで送り出す思いも込めているという。
盛岡さんさ踊り振興協議会の菊池愛理さんは「タイトルの通り、盛岡に来た皆さんをもてなし、地元の伝統芸能を知ってもらうのが目的だが、3月は別れと出会いの季節なので、盛岡を去ってしまう皆さんへのお土産として受け取ってほしい。またいつか盛岡にさんさ踊りを見に来てもらいたい」と話す。
今回は同振興協議会に加盟する18団体から、東中野さんさ踊り保存会、門さんさ踊り保存会、土淵伝統さんさ踊り保存会が出演。各団体が継承する伝統さんさ踊りや統一さんさ踊りの披露、ミニ手踊り体験を行う。門さんさ踊り保存会が披露予定の演目の一つ「折敷舞(おしきまい)」は、盛岡藩お抱えの芸能集団から伝わったもので、両手にお盆(折敷)を載せたまま、激しく体を動かしたり、宙返りしたりする曲芸的な技が見どころだという。
菊池さんは「折敷舞は見る機会が少なく、貴重な演目。各団体が踊り継いでいる伝統的な演目には、こういったものもあるのだと知ってもらいたい。統一さんさ踊りと伝統さんさの違いを見てもらうにも良い機会だと思う。さんさ踊りを目いっぱい楽しんで」と呼びかける。
13時30分開場、14時開演。入場料は300円(中学生以下無料)。