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道の駅「たみっと」開業準備進む 「ポケふた」など寄贈品もお披露目

地元の子どもたちも参加した「ポケふた」のお披露目会

地元の子どもたちも参加した「ポケふた」のお披露目会

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 4月26日に開業する「道の駅 もりおか渋民」で22日、報道向けの内覧会と寄贈品のお披露目が行われた。

「イシツブテ」「アローライシツブテ」「ウソッキー」がさんさ踊りを楽しむデザインの「ポケふた」

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 同施設は国道4号渋民バイパス沿いに整備される盛岡市内初の道の駅で、愛称は「たみっと」。施設は、A棟=トイレ、道路情報提供施設、子どもの遊び場、B棟=産直・物販、C棟=フューチャーセンター、D棟・E棟=テナント、F棟=レストランの6棟で構成する。各棟の外壁には石川啄木の短歌から想起された色を採用し、柱や床などには盛岡市産の木材を活用している。

 内覧会では盛岡市の職員や施設を指定管理する「道の駅もりおか渋民活性化グループ」のメンバーが説明を行い、参加者は開業準備が進む施設内を見学。その後、開業に向けて施設に設置する2つの寄贈品を披露した。

 1つ目の寄贈品は、盛岡西北ロータリークラブから贈られた御影石ベンチ。同クラブの設立35周年と道の駅の開業を記念して贈られ、施設の中心部で岩手山と姫神山の両方が見える「森の大通り」に設置された。副会長の村上貢一さんは「啄木生誕の地でもある渋民の『たみっと』にベンチを寄贈できうれしい。訪れた皆さんが山々をめでる時の一助になれば」と話す。

 2つ目の寄贈品は、ポケットモンスター(ポケモン)のキャラクターをデザインしたマンホールふた「ポケふた」。「ポケモン」(東京都港区)が、ポケモンと地域の魅力を発信しようと全国の自治体に寄贈し設置するマンホールふたで、岩手県と「ポケモン」の連携協定に基づく取り組みの一環として寄贈された。いわて応援ポケモンの「イシツブテ」と、「アローライシツブテ」「ウソッキー」が盛岡の夏の風物詩「さんさ踊り」を楽しそうに踊っている姿が描かれたオリジナルデザインとなっている。

 お披露目会には内館茂市長と渋民保育園の園児が参加し、サプライズゲストで「イシツブテ」も登場して会場を盛り上げた。「ポケふた」が披露されると、園児らは「イシツブテだ」「ウソッキーもいる」と歓声を上げ、内館市長は「このデザインのように『たみっと』に多くの人が集い、一緒に楽しんでもらいたい」と話した。

 「道の駅 もりおか渋民」は4月26日12時に開業する。

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